こんにちは堤田です。今回は単なる交換方法になりますがレポートいたします。
この記事を参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
まずは交換する新品部品のご紹介です。ロアアームのボールジョイントと一緒に交換するボルト類です。後に出てきますがナットも1つあります。
まずはナットを緩めます。ナットは18mmです。メガネレンチは入らないのでスパナが必要です。
順調良く緩めていきますがここで問題発生!
ナットがドライブシャフトに当たり、これ以上緩められません。
とりあえず赤丸の部分をハンマーで叩き、勘合を外します。
(今回はリムーバーが入らないので叩く以外にありません)
しかし勘合を外すとナットとボルトが一緒に回り、緩められなくなります。
そこで以下の写真のようにします。
これはボルトの部分をバイスプライヤーでブーツごとクランプします。これでシャフトは回らないのでナットが緩められます。
見事ナットが外れたら下からボルト3本を緩めます。13mmです。
ボルトを3本外すとボールジョイントが取り出せますが、ナックルが邪魔で取りだしにくいです。外した物を見比べます。
当然左が古い方ですがブーツもダメになっています。
次にナットも見比べます
右が新しい方ですがナットの上部が少し楕円になってます。(気のせいではありません)これがセルフロックになります。
組み付けは逆手順ですが、とりあえず下の写真まで組み付けます。
新品のジョイントは渋いのである程度はナットを締められます。
その後は以下のようにロアアームにサポーターを当ててジョイントを勘合させます。
サポーターは軽く当たれば大丈夫です。力をかけ過ぎるとリフトから車が落ちます!
そうすればボルトは回らないのでナットを締めて完成です。
初めてすると1.5時間くらいかかります。
輸入車は四苦八苦します。
最後までご覧いただきありがとうございました。