こんにちわ!
花岡店メカニックです(◍•ᴗ•◍)
作業を担当していたハイゼットが作業完了致しましたのでご紹介させていただきます。
今回、エンジン不調での入庫となりました。
エンジンをかけましたらボボボボボっと3気筒のうち1気筒が作動していないような状態でしたので、まずはどこが作動していないのか調べました。
このようにイグニッションコイルを抜いて火花を止めていきます。
画像右から抜いていきます。
右を抜きエンジン停止しました。
真ん中を抜きエンジン停止しました。
左を抜きエンジンに変化がありませんでした。
ここで一番左の1気筒が作動していないことがわかりました。
この時点で
●イグニッションコイル
●スパークプラグ
●圧縮不良
●インジェクター
この4点が不良となっている可能性が高いと判断しました。
まず、手にもっているイグニッションコイルの点検
火花がしっかり出ていて良好です。
念の為、たまたま中古部品があり付け替えてみましたが変化なし。
イグニッションコイルは問題なしです。
次にスパークプラグの点検をします。
外してみたら電極がかなり消耗していました。(赤丸の所)
スパークプラグの原因の可能性がありますので、在庫にある新品部品を取り付けてみましたが変化はありませんでした。
スパークプラグも交換の必要がありますが、1気筒が作動していない原因ではありませんでした。
なら、次は圧縮の点検です。
コンプレッションゲージを使用して点検しましたが、3気筒全て値が同じで圧縮が抜けていませんでした。
最後にインジェクターの点検です。
聴診器を当てて音を聞きます(赤丸の所)
もし、これでインジェクターじゃなければかなり悩みます。
インジェクター不良は珍しいので違ったらどうしようと思いながら聴診器を当てました。
ん、、、、、!!
他のインジェクターの音と明らかに違う!!
良かった!
インジェクター不良でした!!!
診断終了して本日部品が入りましたのでさっそく作業にとりかかります。
まずエンジンルームの蓋をあけました。
そして、インジェクターを外します。
黄色丸の所からガソリンが出てくるので詰め物をしておきます。
左が取り外したインジェクター。
右が新品のインジェクター。
圧抜け、漏れの原因になりますので一緒にゴムパッキンも交換します。
スパークプラグも劣化していましたので一緒に交換させていただきました。
取り付けて作業完了です。
エンジンも快調になりました♪٩(๑❛ᴗ❛๑)۶