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オイル交換作業説明  7月25日 花岡店 梅田(❀ฺ´∀`❀ฺ)ノ

こんにちわーーー!!

 

花岡店メカニック 梅さんです(๑˃̵ᴗ˂̵)و 

 

お客様自身でエンジンオイル交換がしたいと希望があり、工場でやり方を見てもらうことが多いので。

今回はお客様の興味あるエンジンオイル交換について説明していきます。

 

エンジンオイルとは、エンジンに使用されている潤滑油です。

エンジンオイルの役割 (潤滑 ・ 密封 ・ 冷却 ・ 洗浄 ・ 防錆)

 

 

潤滑

エンジン内部では「ピストン」「クランクシャフト」「カムシャフト」などが1分間に数百~数千回転の高速運動をします。そのために生じる金属同士の摩耗や焼き付きなどを軽減するため、エンジンオイルで潤滑する必要があります。

 

 密封

「シリンダー」「ピストン」は、完全に密着しているのではなく、わずかな隙間があるのでピストン運動を保持する役割があります。気密が不十分だと燃焼によって作られたエネルギーが隙間から逃げてしまい「パワーロス」の原因になります。

 

 冷却

エンジン各部は燃焼や摩擦によって、とても高温な状態になっています。エンジンオイルには、これらの高熱を冷却する役割も担っています。エンジン各部を回り熱を吸収したオイルは「オイルパン」に戻り冷却され、またエンジン各部を回り冷却します。

 

洗浄

エンジンは燃焼や回転運動によって、様々な汚れ(スラッジ)が発生します。この汚れが溜まると、エンジンの性能を低下させるだけでなく、エンジンの寿命の低下にも影響します。エンジンオイルにはスラッジを吸収する重要な役割となっています。エンジンオイルが黒く汚れていくことは、洗浄作用が正常に行なわれていることの証です。但し、汚れを取り込む量には限界があるために、一定期間使用したエンジンオイルは交換が必要です。

 

防錆

エンジン内は燃焼の熱によって、とても高温な状態になっています。そのため、外との温度差などにより水分が発生しやすく「錆」の発生原因にもなっています。この錆はエンジン性能を低下させるだけでなく、エンジンの寿命を短くする原因の一つになっており、そのためエンジンオイルは錆の発生を予防することも重要な役割の一つとなっています

 

オイルフィルターとは

エンジンオイルを浄化するための「ろ過装置」として、オイルの循環経路にオイルフィルター(別名オイルエレメント)が設けられています。フィルターを通過することにより、摩擦によってエンジン内の金属粉やスラッジなどの不純物を除去することを目的としてます。

 

エンジンオイルの交換時期

オイルの劣化は見た目では判断が難しく、使用状況によっても異なってくるため一般的な交換時期の目安は「距離」「使用期間」で判断します。

使用するにつれてエンジンオイルの役割の効果も低下し、使用していなくてもエンジンオイルは酸化し、劣化します。従って、交換時期は早いのに越したことはありません。

オイル交換は1年または3000km~5000km毎の交換をオススメします。

 

オイルフィルターの交換時期

オイル交換2回のうち1回はオイルフィルターの交換を行なうことをオススメします。

 

エンジンオイルの基本知識の説明は終わりです。

 

ここからはエンジンオイル交換作業の説明をやっていきます。

まずはダイハツタントのエンジンオイル交換、エンジンオイルエレメント交換をやっていきます。

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赤丸の所がエンジンオイルフィラーキャップです。

ここを開けてエンジンオイルを注ぎます。

黄色丸の所がエンジンオイルレベルゲージです。

レベルゲージでエンジンオイルの量を確認します。

 

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赤丸の所からメガネレンチを使用しエンジンオイルを抜きました。

青丸の所フィルターレンチを使用しエンジンオイルエレメントを外しました。

 

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最後にエンジンオイルを注ぎ、レベルゲージで確認したら完成です♪

 

次にススギワゴンRのエンジンオイル交換、エンジンオイルエレメント交換をやっていきます。

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赤丸の所がエンジンオイルフィラーキャップです。

 

黄色丸の所がエンジンオイルレベルゲージです。

 

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赤丸の所がエンジンオイルドレンプラグです。

ドレンプラグを外すとエンジンオイルが出てきます。

青丸の所がエンジンオイルエレメントです。

 

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ドレンプラグを外しエンジンオイルを抜きます。

 

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エンジンオイルエレメントもフィルターレンチで外します。

 

エンジンオイルドレンプラグを規定トルクで締め付けます。

 

ボッシュのエレメントの締めつけ具合はオイルエレメントに記載がありますので記載のとうりに締めつけます。(オイルエレメントを手で接地面に当て、4分の3締めつけ方向に回転させる。)

 

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最後にエンジンオイルを注いで完成です♪

 

エンジンオイルの注入量は車種により異なります。

 

車の取り扱い説明書に規定エンジンオイル量が記載されておりますのでお客様が作業される際は参考にしてください。

 

今回紹介させていただいた車種は一例であり、作業が困難な車種もありますので自分でエンジンオイル交換をご希望のお客様は一度電話にて簡単にエンジンオイル交換が可能な車種かどうか気軽にウッドベルにお問い合わせください。