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MRワゴンのオイルパンパッキン交換!(H28 8/13 花岡店・天野)

花岡店・メカニック天野です!

 

今回は、車検で入庫のMRワゴンの作業

E/Gオイルパンパッキンの交換をご紹介します。

 

こちらはH15年式(MF21S)。オイル、ベルト、ブレーキオイルなどと同時に、オイルがけっこう滲んできていましたので

オイルパンのパッキンを交換することになりました。

 

オイルパンとは、エンジンの一番下側にある、エンジンオイルの受け皿のこと。オイルはエンジン内を循環していますが、エンジンを切ると、下に落ちてオイルパンにたまることになります。

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大抵の車のオイルパンは、固まる液体パッキンを使用しています。エンジン・ブロックとの接合部分ですね。

経年劣化が起こると、ここからオイルが滲み出し、ひどくなると、漏れて駐車場などを汚すことになります。こうなる前に修理しましょう。

 

 

 

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上の黒い部分がオイルパンです。

下の矢印のあたり。

 

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エンジンオイルを抜き、オイルエレメントを取外します。周辺の緩衝しそうなものもはずしておきます。

オイルパンをとめているボルトをはずしたら、マイナスドライバーなどで、スキ間をちょっとコジて本体をはずします。

 

 

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オイルパンをはずすとこうなります。

オイル・ストレーナが見えますね。

 

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古いパッキンをきれいに剥がし、新しい液体パッキンを塗布します。もちろん、ブロック側もきれいに清掃しておきます。

固まるのがけっこう早いので、柔らかいうちにブロックにくっつけて、ボルトを締めていきます。

確認をしたら、新しいエンジンオイル、オイルエレメントに交換します。

エンジンをかけてみて、漏れがないか再度確認します。

 

これで作業が完了しました。

 

オイルの管理が悪いと、スラッジが溜まり、オイルがうまく循環しなくなります。

また、性能の落ちたオイルでは潤滑や冷却が十分できません。やがて他の部品にもダメージを与えていき、大きな修理が必要になってしまいます。

 

オイルは車にとって血液のようなもの。交換や、漏れの修理もしっかりして、快適カーライフを!!