みなさま こんにちは!新三雲店メカニック 堤田です。
今回はESPのチェックランプ点灯の診断をご紹介いたします。
まずはお車の紹介です。
年式 平成23年12月
通称名 スズキ スイフト
型式 DBA-ZC72S
症状 エンジンをかけて車を少し(約100mくらい)動かすと
ESPのチェックランプ点灯します。
こちらがお車の顔です。
とてもスタイリッシュですね。
こちらの黄色いランプがESPのチェックランプです。
ESPとはタイヤが横滑りしたり、スリップしないようにするシステムです。
普段は何もしていません。非常時のみに作動する安全装置のひとつです。
異常時に点灯して「故障してます!」と運転者に教えてくれます。
早速診断機をつないで故障の内容を確認します。
エアフローメータ系統特性異常と出ました。
エアフローメータとはエンジンが空気を吸い込んだ量を測るセンサーです。
一度リセットして試乗してみます。
なんと故障が増えました。
先ほどのエアフローメータ系統特性異常とCAN通信ECM制御データ異常の2つに
なってしまいました。
データ異常の方はエアフローメータの異常とセットと思われるので特に焦ることはありません。
エンジンルームの青丸の部分にエアフローメータがあります。
赤丸の部分はスロットルがあります。この部分は汚れやすいので
ついでに掃除します。
画像を見やすくするために分解してあります。
こちらがエアフローメータです。
こちらがスロットルバルブです。
これでも掃除済みです。(今回はスロットルの初期学習は必要ありません)
ついでにお車のコンピュータのソフトを最新バージョンに更新します。
(調子よく乗れている場合はソフトを変更しない方がいいです)
これでもう一度試乗します。
すべてゼロが並んでいます。
異常はなくなりました。
後は日常点検をして終了とさせていただきます。
残念なのは修理前と修理後の細かなデータを比べてみたかったのですが
うっかりしてしまいました・・・
PR
ホームページから車検と板金塗装の動画がご覧いただけます。
当社の従業員が出演していてさわやかな印象の動画です。
一度見てみてくださいね!
タイヤ、車検、板金塗装のお得情報も!
新車中古車のお得情報も満載ですよ!
各種保険もおまかせください!