こんにちは。
花岡店メカニック天野です。
今回は、チェックランプがいくつか点灯するという症状で
ご入庫いただきました光岡自動車のヌエラ(CBA-CL7 H16年式)です。
あまりみかけませんが、ホンダ・アコードをベースに制作された車で、中身はアコードと基本的に同じ。
コンピューター診断の結果、バッテリーの電圧が異常に低い…
すぐにあがってしまいました。
よほど昔の車でないかぎり、いくつかのコンピューター制御で車は動いているので、電圧が低くなりすぎるとエラーが入ってしまいます。今回は、7つも入っていました。
新品のバッテリーに交換し、再度チェックすると、充電状態に異常が出ています。
オルタネータが機能していないようで、交換となりました。
オルタネータは、発電機で、車はいろいろな部分を電気で動かしていますから、発電できていないと、すぐにバッテリーの電力がなくなって、走行不能になります。
※オルタネータとは?
ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
まず、ファンベルトをはずします。
バッテリーのマイナス端子もはずしておきました。
オルタネータについている、コネクター、端子をはずします。
オルタネータ本体の取り外し。
ボルト3本でとまっています。狭いのでやりにくいです。
新品のオルタネータを取り付けます。
右側が新品です。
ファンベルトも傷んでいたので、交換しました。
組み付けて、作業チェック。
コンピュータも、診断機でフォルトコード消去後再度チェックします。
問題ありませんでした。作業完了です。
電装系統の異常、コンピューター診断もお気軽にご相談ください。