みなさま こんにちは!新三雲店メカニック 堤田です。
今回はBMW528iのバッテリー交換をご紹介いたします。
記事を参考にされる方は自己責任でお願いいたします。
まずはお車のデータです。
年式 平成22年(2010年) 12月
通称名 BMW 528i F10
型式 DBA-FR30
走行距離 約60、000KM
こちらがお車の顔です。
まずはバッテリーを外している間の外部電源をつないで
おきます。
エンジンルームの赤丸にプラスと黄色にマイナスをブースター
ケーブルでつないでおきます。
普通はOBDから電源を供給しますが稀に何かの5Aヒューズが
とぶ事があるそうなので、
こちらから電源を供給した方がいいそうです。
赤丸の樹脂製のナットを外します。
バッテリーが見えました。
手前のライニングも外します。
まず取付ステーををはずします。(2つあります。まずひとつ目です)
ボルトは11MMです。
赤丸部分にナット(13MM)があって今回は切り離しましたが
出来れば切り離さない方がいいみたいです。
ここを切り離すと電源が途切れる部分もあるみたいです。
赤線で囲まれた部分のチューブもバッテリーから外します。
こちらが取付ステーの2つ目です。
頭13MMのボルトです。
今回は純正バッテリーからボッシュ製バッテリーに交換です。
後は逆手順で組み付けて終わりと行きたいところですが
最近のお車は終わらせてくれません。
お車のECUの方に交換したことを教えてあげないと
いけません。
そこでボッシュ診断機の出番です。
診断機を接続し、ECUにアクセスします。
「サービス業務の選択」にバッテリー交換がありました。
ここでバッテリーの容量を確認します。
こちらが古い方のバッテリーです。
こちらが新品のボッシュ製バッテリーです。
若干、容量が違いますが再プログラムの必要はないと
ボッシュの方にお聞きしてますのでこのまま次へ
進めます。
いよいよ開始です。
ドキドキですね。
あ~!え~!なんでー!
リセットできませんでした。
原因はもたもたしていると自動的にバッテリー保護のために
お車の方が待機状態になってしまうからでした。
気を取り直し、イグニッションを入れなおしてもう一度
チャレンジです。
アダプションを選択します。
もう一度がんばります。
画像を撮り忘れましたがこの右側にバージョン1と
バージョン2があったと思います。バージョン2を
選択してみました。
もうおなじみですね。
今度こそお願い!!
おっ!先ほどと違う画面が出ました。
期待大です!!
画面が戻ったのでこれで完了です。
ボッシュの製品は愛想が悪く、「完了しました」
などと親切には教えてくれません。
でも何とか仲良くしていきたいと思っています。
そしてエンジンを始動します。
トリップメーターはリセットされてしまいました。
メインディスプレイの年月日と時計もリセットされたので
再設定しました。
再設定は診断機が無くても大丈夫です。
その他チェックランプなどの点灯も無いので
機関良好と判断して終了とさせていただきます。
診断機で不良コードチェックをしても良かったのですが
時間の関係で断念しました。
作業時間はトータルで1.5時間くらいです。
初めての作業でしたが次回はもっと早く完了したいです。
今回はかなり長くなりましたが
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
このブログが参考になれば幸いです。