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ムーヴ ABSユニット交換 (ブレーキアクチュエータ)

みなさまこんにちは! 花岡店 メカニック 堤田です。

 今回はムーヴのABSユニットの交換をご紹介いたします。

※部品の正式名はブレーキアクチュエータといいます。

 まずはお車のデータです。

年式 平成27年 2月

通称名  ダイハツ ムーヴ

型式  DBAーLA150S

走行距離  50、000KM

まずはお車のお顔です。

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板金整備中なのでバンパー等ございませんが

キリっとしたヘッドライトがカッコイイですね。

赤丸部分がブレーキアクチュエータです。

早速、交換いたします

当然、参考にされる方は自己責任お願い致します。

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黒丸が交換後の部品です。

交換自体は見えている物を外せば交換できます。

問題はエア抜き初期学習(テストモード)です。

まずはエア抜きです。

※ブレーキオイルは1.5Lくらい使用しました。

マニュアルには脱着の場合はありますが

「交換の場合」というのがありませんでしたので当方が行った

方法を載せます。

1、普通にブレーキペダルを踏んで4輪ともエア抜きをします。

理由はマニュアルには書いていませんが新品のブレーキアクチュエータに全く

ブレーキオイルが入っていないかもしれないと思ったからです。

2、あとはマニュアルと同じです。

診断機で3次系リペアエアと2次系リペアエアを実施後

普通に4輪ともエア抜きをします。

3,作業した箇所を綺麗にした後、エンジンをかけてしっかりブレーキを

踏み込み、踏みしろブレーキオイルの漏れがないことを確認します。

 

これでエア抜き作業は完了です。

次はテストモードです。

ここで勘違いしやすいのは

診断機にテストモードはありません

ここを勘違いすると時間をロスします。

ブレーキアクチュエータを交換後キーをオンにすると

自動的にテストモードになります

この時にチェックランプが色々点滅しますが

これがテストモードに入った合図です。

正常です!

診断機で不良コードをチェックするとたくさん不良コードが出ますが

正常です!

次に示す表の動作をすればチェックランプは消え、不良コードも

消えます。

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8項目の動作でECUが勝手に学習します。

最後に念のため診断機にて不良コードがない事を確認して完了です。

参考になれば幸いです。    

 

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