こんにちは。花岡店メカニックの天野です。
今回は、パッソ(KGC10 平成18年式 10万キロ)の
ステアリングギヤボックス交換です。
以前、「ハンドルを切ると異音がする」、「振動がある」という症状でご入庫いただき、点検させていただいたところ、ステアリングギヤボックス内から問題の音が出ているようでした。
どうやら内部のギヤが傷んでいるよう。そこで、ギヤボックスの交換となりました。
まずは、室内のステアリングシャフトとの連結部をはずします。
作業の邪魔になるため、マフラーを外しておきました。
次にボデー下側から、タイロッドエンド部を外し、ギヤボックス本体を固定しているボルトもはずします。
これでギヤボックスはフリーになるので、あとはメンバーを固定しているボルトを一部緩めて、すき間からうまく抜いていきます。
パワステが電動でしたので、比較的楽にできました。
上が古いギヤボックス。タイロッド部分を手で動かすと、少しゴトゴトしました。やはり、内部が傷んでいるようです。
取り外したのと逆の手順で組み付けていきます。
ステアリングのセンター出し、アライメントなど調整作業を行います。
交換後の確認もOK。もちろん、交換前にしていたゴトゴト音もなく、気持ちよく運転できました。
最近ハンドルが重い。うまくまっすぐ走らない。ハンドルを切ると音がするようになった。
等の症状が気になったら、お気軽にご相談ください。
当店はBOSCH製アライメントテスターもございますので、気になる方はスタッフまで!