みなさまこんにちは! 新三雲店 メカニック 堤田です。
今回は以前に投稿させていただいた50万キロ越えの
ハイエースの車検の一部をご紹介いたします。
まずはこちらからです。
年式 平成16年6月
通称名 トヨタ ハイエース
型式 TC-TRH112V
こちらがお車の顔です。
21日のお車と同じですがルーティーン(お決まりの所作)は守りたい方
ですので載させて頂きます。
参考にされる方は自己責任でお願い致します。
お題のとうりヒーターパイプというものを交換させていただきます。
交換する理由は冷却水の漏れです。
よくあるそうです。
漏れている箇所はうまく撮影できませんでした。それくらい奥まった箇所なんです。
赤丸の部分(インレットマニホールド)をすべてとりはずします。
見えるものを外していけばいいんですが特に知っておくと楽なところを
ご説明します。
先にガソリンの給油口のキャップを外しておきます。
それでは燃料ホースの外し方です。
赤丸部分です。普通のホースの止まり方とは違いますね。
まずはオレンジ色の部品を少し持ち上げます。
マイナスドライバーで簡単に持ち上がります。
プッシュリベット用のプライヤーで軽くはさんで引くと軽く抜けます。
抜く時に燃料が少し噴き出すかもしれないのでウエスで保護しましょう。
めでたく抜けました。
インレットマニホールドも外れました。
この作業のポイント
1、太いハーネスはなんともできないので何とかかわします。
2、今回の型式はエンジンルームが大きく開かないので
燃料ジャーナルをインジェクターと一緒に外す必要があります。
赤丸の部分が今回交換する部分です。
赤色の汚れが冷却水が漏れた後です。
新品の部品と見比べます。
新しい方は対策品で金属製になっています。
交換しました。
それとついでということでサーモスタットとそのケースも交換しました。
交換した部品です。
サーモスタットは赤丸の部分です。
自分はパワステポンプを外して作業しました。
そして何とか組み上げました。
あとは冷却水注入をして完成です。
今回ご紹介したヒーターパイプは他のブログでも紹介されていますが
燃料パイプのはずし方とポイントにスポットをあててみました。
時間は初めてですと丸一日かかって終わるかな?というくらいです。
電子スロットルの掃除とリセットもしましたが後日にご紹介できればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。