どうも花岡店メカニックです(^O^)/
暖冬を感じる中、ようやく冬らしい寒さがやってきました。
本日は誤発進防止装置を取り付けしたいというお客様にご来店して頂きました。
簡単に言うとアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違えに対応した装置と言うことです。
電気タイプは踏み間違えるとアクセルが反応せずアイドリング
ワイヤータイプは強制的にエンジンストップさせるそうです
●確認作業●
①まずはお車の取付可能か確認致します。アクセルがワイヤーか電気で繋がっているかを確認します。ワイヤータイプは部品が届くのが少し遅いみたいです。
②部品発注を登録店舗でFAXします。ワイヤーか電気で部品がくる期間が変わってくるので注意。部品が届く日が分かったら、取付に半日から一日くらいかかるのでお客様と打合せします。
●作業開始●
①オーディオパネル内より車速信号とACCとアースをとります
②そのまま運転席足元にまわしコントロールユニットのはこに、さらにアクセルペダルのセンサーコネクタを外し間にオプションハーネスをかませ、それもコントロールユニットに
③コントローユニットから運転席ピラー側に配線をまわします
④ピラーを外し配線をはわして、モニターを取付完了
※初期設定が終わるまでコントロールユニットは絶対にしまわないこと
●初期設定●
取扱説明書に従い、モニターとコントロールユニットのボタンを使い初期設定をします
最後に確認作業をして作業終了です(アクセルペダル学習機能がついており、感度確認はとれません)
●書類と説明●
①保証登録用紙を記入しFAXして登録してもらう
②説明確認用紙を納車のときに、お客様と一緒に立会い説明して書きます
③保証書を書きお客様にお渡しします
④取扱説明書をお客様にお渡しします
⑤高齢者取付の補助金制度が決定している事を伝える
※まだ詳細な取り決めや、申請の仕方、等決まっていないので、取付を済まされた方は今後、申請を行ってもらう必要がある事をお伝えすること
⑥学習機能があって、しばらく運転すると乗られているかたのアクセル操作から感度を変える機能がある事を伝える
※今回は電気タイプの車でしたが、ワイヤータイプの車の取付はより高度で時間もお金もかかると思います。
近年少子高齢化が進み、新たに高齢者ドライバーの増加と踏み間違えの事故の増加が問題視されるようになってきて、ニュースでもよく目にします。そういう時代のニーズからこういう防止装置が次々と発売してきています。
お客様の安全対策に少しでも貢献できるように日々勉強だなと感じました。